人によって違う「当たり前」

1年に1度くらいでしょうか、不動産物件をご案内時に、他業者の内覧グループと、お部屋で鉢合わせになることがあります。



その時の玄関の様子が、少しカルチャーショックでした。



靴、並べていないんです。



自分は、この仕事を初めて10年経ちますが、必ずお客様にお部屋に上がっていただいた後に、全ての靴を揃えるようにしています。



こうしているのは確か、自分が若い頃に客として内覧に行った時に案内してくれた営業マンが並べてくれたから、ただそれを真似ただけだったかと。



これが当たり前だと思っていましたが、担当者によって様々なんですねぇ。



でもよく考えれば、基本的に物件案内は大体、入社当時に先輩に数件だけ同行させてもらって、その後は一人でよろしく〜な流れになるので、基本、他の営業マンのスタイルを学ぶということが殆どありませんからある意味仕方ないのかもしれません。



とてもとても些細な心がけですが、こういう積み重ねが未来に繋がると思っています。

まだまだな部分も多々ありますが・・




話は少し変わりますが、10年経っても、今だにご案内時は緊張します。



何かの手違いや段取り不足で、鍵が手配できなかったり、長時間お待たせしてしまったりしたらどうしよう・・と不安になるのです。



それが、仲の良いお客さんであっても。無事終わった時はドッと安堵します。ツアーコンダクターもこんな気分なんだろうな、と想像してます。(もっと大変なのでしょうけど)