Hirotsugu

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2025年ご挨拶

明けましておめでとうございます。大崎です。年末・正月、暴飲暴食し過ぎておそらく過去最高体重を記録し、この歳になると燃費もプリウスレベルになってそんなにお腹も減らないということで、正月明けからなんとなく1日1食に取り組んでますが、不思議と平気です。(朝プロテインや昼にスープは飲んだりします)「痩せるぞ」じゃなくて「空腹感を身体に覚えさせる」という意識がよかったんじゃないかと。体重減るわお金使わないわ昼眠くならないわ夕飯美味いわで一石四鳥。長く続くか自信ないですがオススメです。さて、AIの話題が相変わらず活況ですね。chatGPTはよく使っていてまだまだなものの段々と掴むべきポイントは分かってきました。・AIに決断力はない・勉強不要になると言う人がいるけど、まず疑問に思うことが大事でそのためには教養と経験が必要。だから勉強は必要。ただし暗記作業は意味がなくなる・ルーティンワーク(慣れると無意識にできる主に事務作業)はAIに代替されるのでそれに慣れることが一番危ない。常に新しいクリエイト・チャレンジ・トライが必要・ブルーカラー最強・ナマモノ・ライブなどリアルでしか体験できないものにより価値がでる(スポーツ・演劇とか)googleで検索すると、簡単なプロンプトで出したchatGPTの文章をただコピペしただけみたいなブログがたまに出てきますけどこれは悪い例です。ということで今年も色々な場所に行って沢山の素敵な方に出会い、沢山チャレンジし沢山失敗したいと思っております。今年も宜しくお願い致します!

「難しい」時は「面白い」と言う

先日読んだ本にこんなことが書かれていました。とあるコンサルティング会社では、「難しい」「厳しい」という言葉は禁止。代わりに「面白い」といわなくてはならないルールがある。自分が発する言葉次第で世界が変わる。詳細はうる覚えですがこんな内容だったと思います。とても興味深かったです。確かに問題が置きた時に、他にも「やばい」「しまった」「勘弁してくれ」みたいなワードって出がちですよね。これをそう変えるだけで、どうやって乗り越えてやろうか的なマインドになります。突然ですが、先日、車をぶつけまして。駐車場をバックしていたら空中の突起部分に気づかずリアガラスを大破させてしまいました。一瞬頭がパニックになり、しまった!と思ってしまったのですが、冷静になるうちにその本を思い出しまして、5分後には「面白い、面白い」と言ってました。そして、もっと冷静になった時、自分は運が良かったと思いました。まず、人がいなくてよかった次からは後ろをしっかり確認すれば事故が防げることを学べたこの事故がなかったら、今後もっと油断して人に被害を与えていたかもしれない結果、良い経験になった。物事は、一方の視点で見るより多角的に見た方が、自分の成長に繋がります。良いことも、良くないことも、捉え方次第で大きく変わるということを学びました。

「思います」要らないときと、欲しいとき

仕事のやり取りでよくこんなケースはないでしょうか?上司「この前行った営業先、その後どうなってる?」部下「まだ検討中だと思います」上司「『思います』じゃない!分からないなら確認しなさい!」自分が社会人なりたての時など、このような回答をして随分怒られたものです。自信がなかったり、確認が億劫だとどうしても断定から逃げたくなるんですよね。いわゆる今流行りのそれ、あなたの感想ですよね?ってやつです(笑)お前の思いなんか聞いてない。こっちはファクト(事実)が欲しいんだ!ってね。一方で、相手が物事を判断する立場にない人間と分かった上で「どう思う?」と聞きたくなるときもあります。<例>クライアント「至急、発注数を当初の50個から80個に増やしたいんだけど可能ですか?発注期限を過ぎているので厳しいかも知れませんが」営業「在庫管理の担当者が休みなので、分かりかねます。明日出社するので確認して連絡します」ク「急いでいるので、増やせる可能性があるかないかだけでも聞きたい。かなり厳しいようなら他を当たらないといけない。実際のところどう思いますか?」営「いえ、担当ではないので、私は何とも申し上げられません」ク「それは分かってます。予想で構わないので、可能性がどれぐらいあるか見解を教えてもらえますか?」営「無責任なことは申し上げられませんので」ク「だーかーらー!」今、ファクトが出ないのは分かってる。だが、可能性だけでも聞きたいってことありますよね。こういう時に相手が見解すらも回避されるとちょっと困っちゃいます。もちろん、トラブルを避けたいという気持ちも解りますが。「確認しますが明日の回答になるようです。ただ、断定はできませんが、今までの私の経験上ですと、いける可能性があります(or 厳しいと思われます)理由はこうで・・」と言った方が、まだ良いかも。こういった場面では、場面の察知力と経験力が求めれますよね。もちろん自分もまだまだですが、相手の欲しい情報・温度感をしっかり汲み取るよう努めています。過剰な責任回避や、杓子定規な対応ばかりだと、いずれAIに食われるプレッシャーをいつも感じています。

どうせなら、GIVE

本、差し上げます!服、本、スポーツ用品などなど、割とがっつり断捨離中です。本については、中古本屋に持って行っても二束三文、フリマアプリで売るにしても手間もかかるし、恐らくすぐには売れず、結局しばらく持っておく羽目になるので、だったらあげちゃえ!と。(妻からの「溜まった本、どうにかせよ」プレシャーも理由のひとつ笑)SNSなどで公表して「取りに来てください〜と」するのもひとつの手ですが、事務所を不在にしているときも多いので、シンプルに置きっぱなしにするという手段に相成りました。弊社は、西新の商店街を抜けた住宅街の一角にありながら、近隣の方々と全く接点がなく、間接的にでも触れ合えたらという想いがひとつ。もちろん遠くから来ていただくのも大歓迎です。些細なコミュニケーションのきっかけになれたらと思います。これは電子書籍にない魅力のひとつですね。正直、この中で完読していない本や内容忘れて改めてじっくり読み返したい本もあるけど、ただでさえ自宅に積読が多くキリがないし、欲しくなったらまた買えばいいや。結構、状態の良い本も多いです。早速昨日出して、5冊ぐらい無くなってました。ほんの少しでも誰かの役に立っていると思うと、嬉しいです。この箱の3倍以上はあるので、小出しに補充していきますね〜

完全フットワーク型物件仲介サービス ―内覧から引き渡し、その先まで―

➤ベイラインの仲介、6つのキホン✔ 原則、即決NG!じっくり検討して下さい当社はお客様に申込・契約を急かすことはありません。ご案内した物件が本当に希少価値の高い物件で、それがお客様にとって最もマッチしていると思われる場合はそのことを正直にお伝えしますが、基本的に不動産の契約は大きなお金が発生しますので、じっくり考えて検討して頂きたいと考えております。✔ 情報精度の高い不動産ポータルから幅広く提案不動産サイトは様々なものがあり情報精度はピンキリです。当社はその中から、精度の高いものを利用し幅広くリサーチ、ご提案します。また、業者間で流通されていない情報もリサーチ可能です。 ✔ ご提案する物件を、報酬の良し悪しで精査しません 物件によってはオーナー側から仲介業者へ成功報酬が発生しますが、そのような条件の良し悪しによってお客様へのご提案を控える(例:報酬の低い物件は紹介しない等)ということは絶対に致しません。✔ 一般の方には気付きづらい部屋のデメリットも包み隠さず伝えます 物件のご提案・ご案内時は契約を左右するような欠点も包み隠さずお伝えします。むしろ、メリットよりもデメリットを多くお伝えするように致しております。それは、ご入居されてから後悔して頂きたくないというのが本音です。✔ スピーディーな連絡体制物件情報は日々変動するため、理想の物件にたどり着くためには私共とお客様のスピーディーなやり取りが不可欠です。また契約時には細かい確認事項も多く発生します。その際はご理解頂いた上で、LINE・その他SNSやショートメール等のコミュニケーションツールを使用した連絡をお願いしております。お客様の最も扱いやすいツール・手段にて迅速に対応致します。✔ インフラ手続き代行電気・水道・ガス等の開始・移転手続きを全てこちらで行わせて頂いております。些細なことではございますが、お客様にとっては、ただでさえお引越しや諸手続きで大変な中というのもあり、大変喜んで頂いております。➤完全フットワーク型仲介で、お客様の時間と手間を最少限に

大きな失敗をした人が羨ましい

周りの経営者と話すと、誰しもが何かしら失敗している。それも、経済的に成功している人ほど、その規模はハンパない。当社も昨年、1年ほど営業したゴーストレストラン事業を閉じた。ゴーストレストランとは?実店舗を持たず、デリバリーによる販売が中心のゴーストレストラン。シェアキッチンなどを間借りして調理を行い、デリバリーサービスを行うサイトやアプリを介して注文を受け、配達するシステムだ。実店舗を持たず、見えない存在であることからゴースト(幽霊)と称される。(飲食店ドットコムより抜粋)ローコストで始められる事業とは言え、それなりの損失を出した。恥ずかしながら、これまでも民泊、スクール事業なども失敗している。でも、他の形で次に繋がったことも多く、経験値が上がった。さらに人との多くの繋がりができたので全く後悔はしていないし、むしろ関わってくださった方には感謝している。自分が失敗すると、失敗した人に対する見方も変わってくる。「新規事業を始めてみたけど、全然ダメだった」「クラウドファンディングをしたが、全く集まらなかった」「事業でクライアントに迷惑をかけて、めちゃくちゃ怒られた」「お金を横領された」「事業パートナーや従業員に裏切られた」こんな経営者あるあるを聞くと「しっかりトライしたのだろうな。これから更にステップアップしていくのだろうな」と尊敬の眼差しで見てしまう。次第に大きな失敗をしている人が羨ましく思えるようになった。一方で、そう思わない人がいるのも確かだ。失敗を人に話すと「フッ」と一瞬笑う人がいる。別にそれに対して怒りは全く沸かないが、自分とは目線が違うんだな、と思う。電球を発明したエジソンの名言が蘇る。「私は1000回失敗したのではない、うまく行かない方法を1000個見つけたのだ」できれば失敗は誰だってしたくない。でも失敗なくして、成長はない。失敗を失敗と思わないことが重要なんだと思う。

あなたの契約、本当に大丈夫?不動産契約・明細の無料診断サービス

私、大崎も不動産業界に入り12年目に突入し、会社としては今月から9期目を迎えました。その経験を人の為に活かせないか?そして自分自身も更にステップアップできないか?を考え、思いついたのがこちらです。不動産の契約書や契約明細、診断します。無償で!こう思ったきっかけが昨年、2度ありました。-------【ケース①】東京の知人が賃貸住宅を契約したとき。ネットで「仲介手数料無料」の触れ込みを見て問い合わせし、内覧して気に入ったので契約したそう。その時の契約明細を見させてもらい、思わず呆れてしまいました。「ハウスクリーニング代:賃料1ヶ月分」自分が汚した部屋を退去時清掃費として前払いするケースはあります。しかしこのケースではそうではなく、入居前に行われた清掃費を取っていたのです。本来、前入居者かオーナーがすでに負担しているものであり、新入居者に二重で負担させていることになります。つまり、"仲介手数料無料"を客寄せに使い、しっかり別項目で架空の費用を請求しているわけで、これは悪質と言えますが、こんなことをしている業者が非常に多いです。更に酷いところだと、仲介手数料プラス入居時清掃費を取っているところもあると聞いたことがあります。【ケース②】弊社が募集した店舗物件に、他の仲介業者さんが入居者さんを客付けしてくれました。その時の仲介担当者は、契約時に正直にも自分へこう話してきました。「うちはお客さんに仲介手数料の他に『企画料』のお支払いもお願いしてるんですよ」「へぇ、店舗のプロデュースとかコンサルもされるのですか?」「いえ、うちはWEBで募集したりしているので、その情報料みたいな感じです」・・・。正直、意味不明でした。それって仲介手数料の枠内に収まるべきものではないの?確かに、誰もが欲しがるような都心の超一等地で、借り手がどうしても一番手で情報を欲しい場合に「企画料」のような別の名目で支払うというのは聞いたことがあります。宅建業法的にグレーだと思いますが、借り手がそういう点も含めしっかり納得しているのなら有りなのかもしれません。しかし今回の物件は特に競合なども起きていない郊外型の物件。ダメだと思いましたが、仲介業者とお客さん間の話で、こちらがどうこう言える資格もないので、「お客さんに、『(Bayline)から請求されているので支払ってください』のような伝え方や、そのような誤認をされないようにしてください」と伝えました。-------とまぁ、こんなところです。こういうプロと素人間の情報リテラシーの格差を利用して、本来は負担しなくて良い架空の名目で費用請求するケースがこの業界でもあったりします。お客さんを欺いているとしか言いようがありません。これから契約しようとしている物件の契約明細や、契約書内容、その他トラブル、事前にちょっと見て聞いてアドバイスしてくれない?というご相談、無償で乗らせて頂きたいと思います。本来払う必要のない無駄な金額がないか不安極端に不利になる契約内容やリスク事項を洗い出して欲しいこの内容って一般的なの?こんな不安があれば、写真かPDFで投げてください。「無償ってなにか裏があるのでは」「無償だと申し訳ない」と思う方もいらっしゃると思いますが、こちらにもメリットがあります。弊社が関わらない他の契約でどのような価格設定・契約内容をしているのか私も知ることができ、勉強になるのです。更に経験値を積む機会を頂く形になるので、win-winとなります。不動産屋のセカンドオピニオンみたいな位置づけです。もちろんそれ以外の不動産トラブルなどもぜひお気軽にご相談頂けたらと思います。ご希望の方はぜひ↓こちらから、もしくは大崎個人宛にお気軽にご連絡ください!

思い込み・固定概念は常に疑う

思い込みほど恐ろしいなものはないな、と改めて感じた話。以前よりお客様から一等地の店舗探しのオーダー頂くも、検索サイトからは待てど暮らせど出てこず、現地を何度か歩いてみたら知らない空き物件が3軒も見つかってしまったのだ。なぜ、WEBで当然出てくるはずの一等地3軒が出てこなかったのか。謄本取って問い合わせたり、検索し直したりして、判明した。A:募集元の担当者がUPしたつもりで、実は出来ていなかったB:メジャーな検索サイトにはなかったが、ややニッチな自社サイトには載っていたC:メジャーな検索サイトに載っていたが、自分の検索方法からこぼれていた(面積や賃料で絞り込んでいた)つまり人的ミスか、リサーチ不足が原因であり、現地を歩くことでそれが発覚したわけだ。思えば、昨年仲介させて頂いた一等地・大通り沿いの数十坪の路面店もそうだった。たまたま現地で空きを見かけて、オーナー会社へ連絡を取ったところ、「とある不動産会社へ募集委託しているけど長らく決まっていない。ぜひ協力してほしい」という。賃料も格安で、そんなことあるのか?と思って調べてみた。たしかに、その不動産屋は募集していたが、自社サイトのみだった。つまり上記でいうBパターン。情報も写真も非常に乏しくリアル性に欠けた。そして、メジャーな検索サイトには一切登録がされていなかった。弊社で早速それを行い、無事仲介することができた。(結局、検索経由ではなく弊社直接のお客様が契約してくださったのだが検索からも問い合わせが結構あった)ちなみに、そのオーナーさんが持つ近隣の別の空き物件も募集されていなかったのでそれもお手伝いさせて頂いた。「メジャーな立地の物件だし、どこかの不動産屋が当然、フルで募集かけてるはず。ネットにも当然引っかかるでしょ」と思ったら大間違い。全然漏れてる。結局、足を使った人間が勝つ。そして、思い込みはすべて疑ってかからないとダメだと強く再認識した出来事であった。

「見栄」を排除するとコスパ良く生きられる気がする

部屋探しのあるあるとして、当初設定していた賃料予算から上がってしまったという話はほぼ100%あります。これはもう、人間に欲がある以上、仕方ない。もし上がったとしても金銭的余裕がまだあれば問題ないのですが、本音を言えば予算通りに収めたいものですね。ではその時に何を妥協するのか?僕がオススメするのは「見栄を張る」部分です。見栄:見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。もっと簡単に言うと、家に友達が来た時に、「いいな、お金かかってそうだな」って思われたいポイント。これを妥協できると結構賃料下げられる。僕の賃貸の家は、住む前に室内が水回り含めて新築同様にフルリフォームされていましたが、いかんせん建物が古いので、室内だけなら周辺の同等と比較すると、下手したら6,7掛けぐらいの賃料に収まってます。当初、見栄えが悪いから嫌だなーと思っていたのですが、よくよく考えて、果たしてこの家にどれだけの知り合いが来るのか?年に数回の来客に「よく見られたい」という理由だけで毎月何万も高い家を借りるのは非常にもったいないと考え、ミテクレはもう、捨てることにしました。その余った予算で例えば、旅行を増やすとか、趣味に打ち込むとか、子供の習い事にお金かけるとか、そっちの方が幸福度高そうじゃないですか??そして、よく見られたところで得られるメリットって、よーく考えると何なんでしょうね。自尊心が満たされる、とか?そう、その高い費用をかける目的が果たして自尊心なのか、投資なのかはよく見極める必要があると思うんです。例えば、また僕の例で、3年前に車を買い替えた際にオプションでシートを革張りにしました。これは、もちろん多少の見栄もありながら、お客さんを乗せた時の居心地の良さ、そして掃除のし易さを考慮してのこと。これは一種の投資として考えて良いのではと思います。見栄だってあくまで好き好みの話で、極端な例ですが「SNSでセレブ自慢することが生きがいなんです!」みたいな生き方も全く否定するつもりはありません。自分が幸せで、周りに迷惑かけないならそれが一番。高級車・新築マンション・・やっぱり羨ましいですし、僕もたまに見栄張りますから、あまり立派なことは言えませんが、家・車・時計・服などを買う時、ちょっと良いのが欲しくなってしまったら、それは純粋に見栄なのか、投資なのか、はたまた機能性なのか。そして、もし見栄を省いたら代わりに何を得られるのか?それを冷静に考えて判断できると、幸福度上がりそうだな〜。そんな話でした。

AIに勝つにはサプライズを起こせ!

黒船chatGPTが到来してから、著名人の意見をYouTubeで聴いたり、人と話したりしてどんな未来が到来するのか、どんな職業が無くなるのかをここ最近ずっと考えている。知り合いのWEB制作社長と話した時は衝撃だった。「最適な検索ワードの設定や画像生成、コピーライティング、コーディング等の殆どをchatGPTなどのAIがやってくれるようになり、外注する必要が全くなくなった」と。AIでこれから仕事が減るのではない、"もう既になくなっている"のだ。とある映像制作者も「動画編集の殆どで作業者は不要になる」と言っていた。例えば、映像素材をアップロードして「NewsPicks風に30分にまとめて」と指示すれば、テロップも含めて似たような番組を勝手に作ってくれるようになるという。これらからなんとなく想像できることは、「自分たちが目指す完成物と似たようなものが既にネットのどこかにあるなら、ほぼAIが代わりに作ってくれる」ということだろう。あとは最終責任者が少し手直しするだけでいい。何もクリエイティブだけでない、彼らはExcelやパワポなんかも対応してくれる。これはもう、コロナどころの騒ぎじゃない。インターネットが使われるようになって約30年で、最も大きいパラダイムシフトが起き、沢山の、特にホワイトカラーの仕事が失われようとしている。もしかしたら、資本主義がひっくり返るかもしれない。だからといって悲観している場合でもない。これからどうしたらいいのかを考え、たった一つだけシンプルな結論に辿り着いた。それはサプライズを起こすことだ。AIはこちらが指示した事に対して、忠実に成果を出す。もしくは今までのパターンを元に未来を予測してくれる。しかし、それまでと言えばそれまで。対して、人間はサプライズを起こすことができる。例えば大谷選手は予測不可能な活躍で人々を毎回感動させている。あれを生み出すのはAIでは無理だ。身近な例でいえば、子供やペットの成長もそう。今まで出来なかったことが急にできて感動することが日常的に起きる。仕事に置き換えるなら、クライアントや上司が求める以上の、予想外のものを提供する。予めゴールを把握し、指示される前に済ませてしまう。なかなかできることではないが、これはもう、人間ならではの想像力・嗅覚を養うしかない。つまり人々は予測不可能なものにより価値を見出し、お金を払う時代になる。ちなみにブルーカラーではどうだろう?AIとロボットの組み合わせで順次効率化していくだろうが、まだまだ費用と時間がかかる。もし自宅の水道管が水漏れしていたら、ロボットを発注するか?業者を呼んだ方が早いし安いだろう。もちろん業種にもよる。運転手が一番早そうだが、それでも自動運転が一般化するにはまだ数年かかりそうだ。こんな偉そうなことを言っておいて、お前はどうなんだ?と言われると、まだ答えは出ていない。こんな長い文章を、GPTでなく自分でわざわざ書いていること自体がオワコンなのかもしれない。とにかく楽しいと思ったことに突き進む、人の為になることを愚直に取り組む、それらを通じて自分のストーリーを作る。それしかないのかなと思っている。