粛々と・・


本日、4月1日をもって、弊社創立4周年を迎えることができました。

ひとえに、皆様のお力添えがあってのもの。いつも本当にありがとうございます。


さて、僭越ながら、先日CROSS FMのラジオに出演致しました。

ネクステージヒーローというコーナーで、九州を担う経営者に仕事やプライベートについて約15分間、お話しさせて頂きました。


その中の最後で、「不動産は粛々と・・やっていきます!」と言ったところ、その後知人らから「"粛々"かい!」「"粛々と・・"は笑った!」等の反応があり、それがとても個人的に意外だったので、(あれ、言葉間違っていたかな・・?)と心配になり意味を調べてみました。


-粛々と-

厳かな様子や、静かな様子などを表す言葉。

慌てず騒がず、身を引き締める気持ちで、真剣に厳しい姿勢で取り組む時に使用する。


よかった、間違っていなかった。


恐らく皆さんは、不動産業で華やかに事業を広めていくイメージを持たれていたのかも。


一般的な不動産の成功者イメージとしては、ビルを沢山買って不動産王になるとか、管理物件を100棟持つとかそういったことなのだろうと思います。僕は、そこに興味がないというより、そこに目標を設定することに興味がありません。今後もお客様から頂いた目の前の課題をしっかり"粛々と"やっていくこと、のみです。


もう少し突っ込んだことを言えば、以前本ブログでも記しましたが、売上目標というのも全く設定しません。目標に縛られすぎると、先述のように目の前にあるお客様の課題を解決するということから目的が分散されてしまうためです。


"売上は追うものでなく、付いてくるもの"

この考えは今後もブレることはないと思います。


ではお前の目標は何なのだ?というところについて。

それは、人々を楽しませる場や仕組みを作るということです。これは不動産や趣味のマラソンに関わらず。非常にざっくり、ふんわりしたもので拍子抜けした方がいたら申し訳ないのですが、これだけ環境変化が激しい中で細かい目標を設定することはとても難しいと思っております。目標というよりは、ひとつの理念ですね。


3年前にR不動産という集客力のあるメディアを抜け、完全に個人の看板でやって3年。最初は不安で仕方なかったですが、本当に色々な方から沢山のお声がけ・ご紹介を頂き、日々お仕事をして生活することができています。


不動産業も趣味のマラソンも、一生懸命やっていくことで、沢山の素晴らしい人達と出会える。これがきっと一番のモチベーションなのだろうと最近思えてきました。逆に考えると、不動産業もマラソンもそのためのツールでしかないのかも知れません。


ということで、第5期目も感謝の気持ちを忘れず、"粛々と"進んで参ります。