決算と、これからの話。


 少し前の話になりますが、当社第三期がようやく締まりました。


 会社は、3年以内に70%が倒産するというデータもある中、僕のような若輩者がなんとか続けられていることが信じられない気持ちでいっぱいです。


 お恥ずかしながら初めての黒字で、売上高は前期比で171%UPしました。この数字だけ見るとおぉ〜となるかも知れませんが、前期が宅建業取得に結構な時間と手間を費やしてしまったのと、別のなかなか薄利な事業に忙殺されてしまったために大変酷い数字で、それらを整理しようやくスタートラインに立てたのが第三期でした。よって、前期はあまり比較対象としては適していないかも知れません。


 数字そのものも、まだまだ立派なものとは言えませんが、個人的には不満も無いけど、満足もしていません。


 なぜなら、僕は売上目標とか、ノルマのようなものは一切設定しないためです。勿論、会社を運営・継続していかなくてはならないので、損益分岐点や今後の拡大の為の指標はありますが、それを不動産の営業活動に落とし込むということはしません。


 目標やノルマに縛られすぎると、どうしても短期的な視点での営業スタイルになってしまいます。そうすると目の前の数字ばかり追ってしまい、結果お客さんとの長いお付き合いはできません。金額ではなく、どれだけお役に立てたか?の指標の方が大事です。


 また、ノルマ至上主義は、大きく2つの問題を招きます。


1,モラルの低下

ノルマを達成するために何をしても良いという考えに陥り、不動産業で言えば「嘘をつく」「重要なことを隠す」等の行為が誘発されてしまう。スポーツ選手のドーピングなどは一例。


2,失敗から学ばなくなる

自分の価値観が、達成できたか・できなかったかの2択のみとなり、それに至る過程が軽視されがちになる。よって同じ失敗を繰り返し、成長も止まってしまう。色々な業界で"一発屋"と呼ばれる人はこれに近い。


 この辺りは、近年の大手不動産会社の不祥事を見てみると大体当てはまるかと思います。



 さて、今期ですが、不動産仲介業もこれまで通りしっかりやりつつ、新しいことにも挑戦していきたいと思います。一つが不動産管理業。少しずつですが管理物件が増えてきましたので、今後も拡大できたらな、と。


 二つ目が民泊関連。実は以前も運営受託をしていたのですが、うまくいきませんでした。今回は「住宅宿泊管理業者」の免許も取得し、以前とは異なるアプローチ・内容で事業を始めます。


 三つ目がスクール事業。これは完全に新規ですが、また具体化したら公表したいと思います。


 それもこれも、全てがご縁から始まったもの。本当に、ビジネスもプライベートもご縁が全てです。冒頭の数字も、僕の頑張りではなく、皆様のご協力と支援のもとで成り立っております。


 売上も、数字だけ見ると、へぇ〜って感じなんですが、そこに裏付けされた沢山の方のお顔を浮かべるとジーンとしてきます。


 感謝の気持ちを忘れず、第四期も突っ走りたいと思います。