起業して気付いた至極当然なコト


春日公園の無料駐車場に駐車していてふと思ったのですが。

結論から言うと「サボる」という概念が無いってことです(笑)


サボるというのは雇用主等から時間的に拘束された中で仕事ではないことをすること、つまり遊ぶことだと思うのですが、事業主になると拘束されることがなくなるので、そもそもの概念が崩れます(クライアントに拘束されることはあるかも知れませんが)。


そこで更にふと思ったことがあり。


雇用されて働く8時間と、事業主として働く8時間って、同じ時間でも全く質が異なるよな・・と。


昔、若いころ飲食などでバイトしていた時、忙しい時を除いて、本当に時間が経つのが遅かったです。入りたての2,3日間は、緊張していて覚えることいっぱいであっという間だったけども、慣れてくると長い。ラスト30分なんて永遠に感じました。


しかし今は、時間よりもその日何をこなしたかが重要であり、誰にも監視されずルールにも縛られないので(あまりにも早く帰ると嫁さんに本当に仕事しているのかと不審がられることはあるかも知れませんが笑)、結構なストレスフリーの中で仕事ができています。


今、働き方改革が叫ばれていますけど、議論されるのは働く時間ばかり。もちろん短いにこしたことはないけれど、例えば役職者と現場の人間とで、同じ時間でもかかる精神的疲労は全く異なるわけで、その辺をもっと考慮した方がいいと思うわけです。


とは言え、国がいくら規制しようがブラック企業はきっと無くならないし、いち従業員が会社を変えようなんてほぼ不可能。


ちなみに昨日、労働関係の裁判で被告である社長が「うちには有給制度はありません!」と高らかに宣言し裁判員が失笑していたというツイートが流れてましたけど(ホントかよって感じですが笑)。


雇用することに国家資格もなければ食品衛生責任者のような必須講習もないので、稀にそういう人間が出てくるのもさもありなんという感じですが、つまり何が言いたいかというと、今の労働環境に不満がある人はさっさと独立してしまいましょうということです。


サンプルは僕ですが、一応、個人事業主を3年、法人を3年やってきて言えることは、特別優秀でなくても、起業してなんとかやっていけるということです。特別なスキルがなくても大丈夫です。僕も不動産業未経験でいきなり個人事業主で始めましたから。


スポーツ選手等は例外ですが、独立することに年齢も関係ない。

そして、起業するならやっぱり福岡がオススメです。


僕は完全独立する時に、大きな看板が外れるわけですから、みんなそっぽを向いてしまうんじゃないかってめちゃくちゃ不安だったんですけど、福岡って起業する人に優しいんですよねぇ。色々な方が以前と変わらず、いやそれより多く声をかけてくれて、助けて頂いてます。


起業支援があるとか、生活コストが低く済むとかそれ以前に、そういう土壌があるのでしょう。以前フランスに住まれていた方からお聞きしたのは、フランスでは芸術をやっていると、売れていようがいまいが、一目おかれるそうなんです。「絵描いてるのか!お前すげーじゃん」ってなるそうで。


ひょっとして、福岡では起業自体がフランスのそれに当てはまるのかなと思ったり。



ちょっと行ったり来たりな記事になってしまいましたが、当たり前のことでも自分で動いてみないと分からないことが沢山あるという月並みな結論でした。


※写真と本題は無関係ですw