思い込み・固定概念は常に疑う


思い込みほど恐ろしいなものはないな、と改めて感じた話。



以前よりお客様から一等地の店舗探しのオーダー頂くも、検索サイトからは待てど暮らせど出てこず、現地を何度か歩いてみたら知らない空き物件が3軒も見つかってしまったのだ。



なぜ、WEBで当然出てくるはずの一等地3軒が出てこなかったのか。謄本取って問い合わせたり、検索し直したりして、判明した。


A:募集元の担当者がUPしたつもりで、実は出来ていなかった

B:メジャーな検索サイトにはなかったが、ややニッチな自社サイトには載っていた

Cメジャーな検索サイトに載っていたが、自分の検索方法からこぼれていた(面積や賃料で絞り込んでいた)


つまり人的ミスか、リサーチ不足が原因であり、現地を歩くことでそれが発覚したわけだ。



思えば、昨年仲介させて頂いた一等地・大通り沿いの数十坪の路面店もそうだった。



たまたま現地で空きを見かけて、オーナー会社へ連絡を取ったところ、「とある不動産会社へ募集委託しているけど長らく決まっていない。ぜひ協力してほしい」という。賃料も格安で、そんなことあるのか?と思って調べてみた。



たしかに、その不動産屋は募集していたが、自社サイトのみだった。つまり上記でいうBパターン。情報も写真も非常に乏しくリアル性に欠けた。そして、メジャーな検索サイトには一切登録がされていなかった。



弊社で早速それを行い、無事仲介することができた。

(結局、検索経由ではなく弊社直接のお客様が契約してくださったのだが検索からも問い合わせが結構あった)



ちなみに、そのオーナーさんが持つ近隣の別の空き物件も募集されていなかったのでそれもお手伝いさせて頂いた。



「メジャーな立地の物件だし、どこかの不動産屋が当然、フルで募集かけてるはず。ネットにも当然引っかかるでしょ」と思ったら大間違い。全然漏れてる。



結局、足を使った人間が勝つ。そして、思い込みはすべて疑ってかからないとダメだと強く再認識した出来事であった。