長い戦い

先日、とある築浅の中古住宅の売買決済が完了しました。



はじめて売却のご相談を頂いたのが、忘れもしない、2021年の年明け、雪が降った日。



「売却は全く急がないのでまずは高めの値段設定で」というご希望でしたため、強気な値段でスタート。



注文住宅であった建物は相当お金をかけられており、質が高く、造りがとても素敵ではあるものの、間取りが個性的であるが故に、買い手がかなり絞られ、なかなか決まらない・・。当然、自分の実力不足もあったと思います。



案内時は、売主さんの家具や私物ががっつり置いてある部屋であったため、客付業者さんがおられる場合でも、毎回立ち会わせて頂きました。1年半以上、もう何回案内したかわかりません。



更に、ここでは内容は書けないのですが途中で色々ありまして、とある業者さんに何度も頭を下げて協力をお願いしたり、台風等で庭が荒れた時は、枝切りバサミを持っていって折れた木を回収したり・・



価格調整も数回行なった結果、今夏、ようやく契約締結することができました。



なかなか大変でしたが、達成感が半端ないですし、沢山勉強させていただきました。



ネット等で「不動産業者に手数料を支払う必要はない!」「右から左に流して楽して儲けてる」とか書かれているのを見かける時もありますが、全くそんなことないんですよ・・・(^_^;)



苦労した分、とても愛着のある物件でした。



素敵な買い主さんに出会えて本当によかったですし、最後まで自分を信じて募集を任せて頂けた売主さんには、本当、感謝の気持ちでいっぱいです。