R不動産という働き方②「自分には武器が無い?」

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福岡R不動産を運営する株式会社DMXのサイトを見ると、随時営業スタッフを募集している模様。早速、応募しようと思いましたが、重大なことに気が付きました。自分には全く武器が無いことを。


営業経験はあるものの、不動産は全くの皆無。文章を書くのは好きだけど、書き溜めたブログなどの実績もないし、福岡にコネクションも殆どナシ。R不動産では業界未経験の方が独自の発想をするので歓迎しているというスタンスらしく、本の中では元ダンサーなどユニークな職歴の方も登場していましたが、自分にはそこまでのインパクトはありません。 


強いて言えば、”R不動産が好き"ということしかありませんでした。となると、正攻法で応募しても100%落とされる。 最低限の武器とやる気を見せることが重要と思い、まず宅建を取得することに決意し、年末になんとか合格しました。あとはSNS等を使ってアピールし、無事採用を頂くことができ、2013年から不動産業の第一歩を踏めることになりました。 


加入後は、写真の撮り方、コラムの書き方や、不動産のルール・業務などイチから教えて頂きましたが、独特なのは、先輩スタッフも皆、完全出来高制なので自分に仕事を教えても1円も入ってこないこと。完全に損得感情無し、R不動産を一緒に盛り上げたいという想いだけで指導してくださるのです。


その後、自分に後輩ができた時も当然同じような気持ちになり、このカルチャーが脈々と受け継がれているのがR不動産。これは固定給が貰える一般企業には無い、本当に素晴らしい文化だと思います。 


先述のようにコネが無いので、最初にやることと言えば、面白い物件を自分で見つけてきて、現場で写真を撮ってコラムを書き、サイトにUPする。これを延々と繰り返すわけですが、前から憧れていた、自分の撮った写真や書いたコラムが公開され多くの人に見られるということがとにかく嬉しくて、しょっちゅう自転車で走り回ってました。それまでの仕事とはまるで違い刺激的でした。 


そう、こうやって現場で物件を見て、五感で感じたことをコラムで自分なりに表現するということは、とても手間と時間がかかりますが本当に重要なことだと思います。物件の選定段階で、情報や写真、googleストリートビューなどである程度の情報は把握できるのですが、やっぱり現地で見ると必ずといっていいほど新しい気付きがあるのです。 


では、コラムでどんな感じで表現するのか?

下記は一例です。良いか悪いかは別として(笑)、自分が昔書いたコラムを紹介したいと思います。 



「天地逆転のいざない」


時に人は異性のギャップに心惹かれるといいますが、部屋に関しても同じなのでしょうか。 


通りで強烈に存在感を放つシマウマみたいなビルからは到底想像つかない、青空をひっくり返したような爽やかなお部屋。 


床に使う色にしては一般的ではありませんが、もともと見慣れている色だけに、奇抜な部屋を見たときに「うっ!」と引いてしまうような不自然さが全くありません。 


さらにここが角地の角部屋である点も見逃せない。

清々しい床に明るい光と風。バルコニーもL字で、空を翔ける鳥のように、と言ったら大袈裟ですが、都会の中にしては自由を感じれる空間です。 


といいつつも、どの物件にも必ずあるアテンションはこちらも例外ではなく。珍しくバスタブがなくシャワールームになっている点は、温泉行った時ぐらいしか浴槽に入らない、「カラスの行水」派の人向けになります。


最後に、水色というのは心理的に「冷静」「知的」「優しさ」をイメージさせるのだそう。

是非外観と室内のギャップに倣って、魅惑的になりたい方にお薦めしたい物件です。 



こうしてとにかく自分の物件ストックを増やすことで、徐々にですが、問い合わせも増えていき、少しずつですが契約も取れるようになってきました。 

続く。